カンセイ・ド・アシヤ文化財団カンセイ・ド・アシヤ文化財団

神様からのお土産ーご撤饌(てっせん)ー

こんにちは。代表理事の山田です。

今回、またもや大型台風が日本列島にやってきました。今年は台風の度重なる到来に加え、地震に大雨と、自然災害が続いていますね。被害に遭わなかった地域を探すのが難しいくらい、皆さま何らかのかたちで天災のダメージを受けられていると思います。目下、様々な不如意の中におられる方々も沢山いらっしゃいます。心から、お見舞い申し上げますと共に、一日も早く穏やかな時間を迎えられますようにとお祈りいたします。

こう天災続きだと、「神も仏もないものか」と天に向かって言いたくもなりますが、神仏、というのは、きっと我々人間の思いの及ばぬところまで深慮の上、動いて下さっているのではないだろうか、そのようにも、また思います。私および当財団は、決して特定の宗教に傾くものではありませんが、この日本という場所で、日々生を営ませていただいているにあたり、人智を超えたものの祝福をいただいているのではないか、そしてそれは、この山紫水明の国に息づく、日本独特の「神仏」と呼ばれる存在からではないか、と感じることがしばしばあります。

今回、財団を設立するにあたり、3つの場所の「神様がた」にご挨拶に参りました。

それぞれ、当財団に所縁(ゆかり)のある場所です。

まず、財団を置かせていただく土地である、芦屋の地の神様にご挨拶、ということで、芦屋神社に。
ゆたかな土地柄と歴史を思わせる、こじんまりとしている中にも、悠揚とした空気の満ちた境内で、「これから財団を作らせていただきます、末永くよろしくお願いいたします」とご挨拶させていただきました。

次に、福岡県福岡市の筥崎宮(はこざきぐう)。日本三大八幡宮の一つであり、「敵国降伏」の額でも有名な、九州にご鎮座の神様です。兵庫県からいきなり飛びますね、と言われそうですが、実はこちらも、御縁重なる場所で。まず、財団の役員のうち、複数名が現在福岡市に御縁あって、住まいをしています。さらに、それは代表理事の思い込みですよ、と言われそうですが、財団設立に向けて、力強い「後押し」にあたる出来事の一つに遭遇したのが筥崎宮でした。「よし、やっぱり財団を立ち上げよう」という決心をさせていただいたのは、筥崎宮の、広々とした白砂の参道だったのです。そして、今年に入って、福岡県にゆかりのある、俊才の方々と、次々に嬉しいお仕事の御縁が。これも筥崎宮の神様のおかげ?と思ったりしております。

最後に、京都の伏見稲荷大社。こちらは財団の前身機関の代から、大阪の地で数十年にわたり、お祀りさせていただいた、本当に御縁深い神様です。前身機関をお守りいただいた御礼と共に、改めて、新財団でも何卒よろしくお願いします、とご挨拶して、新しいお札を頂いてきました。

お参りの度、神様からの「お下がり」(ご撤饌)をいただきましたが、このようなかたちでいただくのは日本の神様だけのもののように思います。それぞれに神様の雰囲気?に合っているようで、楽しく拝見、ありがたく頂きました。

芦屋神社でいただいたのは、こちら。

Image result for おいり お菓子(画像お借りしました)

「おいり」というそうで、丸くて軽いお菓子です。香川県のお菓子だそうですが、きれいでお洒落で、「芦屋」らしい感じがします。

筥崎宮では、どん。豪快にも、これをいただきました。まさか、福岡から芦屋まで、新幹線に乗って一升瓶を担いで帰ることになる、とは思いもよりませんでした・・・

伏見稲荷さんは、堂々の「おさがり詰め合わせ」。スルメにお米をはじめ、山の恵みと海の恵みが白い箱にぎっしりと。そして、立派な御神酒も一緒に。すみません、これは画像がありません。なぜなら、代表理事がいち早く、スルメを肴に御神酒をいただいてしまったからです・・・ゴメンナサイ!

各地の神様から「お土産」をいただいたような、ほっこりした気持ちになれる「ご撤饌」のしきたり。日本の神様ならではの、おおらかで優しいものを感じます。

 

あ、最後にこれもご紹介しましょう。伏見稲荷大社のある、稲荷山には、他にも沢山の神様方が祀られていますが、これはその一つ、「口入稲荷」(くちいれいなり)さんでいただくことができる、「口入人形」です(「たち吉」製)。

 

「口入」(くちいれ)という言葉からもわかるように、このお稲荷さんは、縁談、就職、事業展開など、人との繋がり、お付き合いに関わること全般をサポートしてくださることで御利益がある、と有名です。真ん中の、黒羽織を着ているキツネさんが「口入」(いわゆるエージェント)役なのでしょうね。

実は、私事ですが、以前、この「口入稲荷」さんでお人形をいただいて間もなくに、現在の夫と出会いました。良縁成就の時には、お人形はお社へ返納する、と聞き、当時はそうさせていただきましたが、今回、改めて伺ったところ、「事業展開やご商売繁盛を願ってのお求めの時には、ずっとオフィスにお祀りしているところも多いですよ。会社の規模が大きくなったりして、節目の時に、返納されて買い換えられる方もおられます」とのこと。財団スタートを寿(ことほ)ぎ、末永く見守っていただきたいと、オフィスの一角に棚をしつらえ、「ご鎮座」いただきました。なんともかわいらしい神様方ですが、実は!お越しいただいて間もなくに、来年の当財団催しものにご来演いただくアーティストが次々と決定しました。どなたも魅力たっぷりの、素敵な方々です。「口入稲荷さん」、これからもますますよろしくお願いいたします!

また、お立ち寄り下さいませ。