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【2023年度フランス音楽コンクール】ピアノ部門1位・総合1位 谷川俊介さん 受賞コメント

【ピアノ部門入賞1位・両部門総合1位― 谷川 俊介 さん】

 

第 4 回いかるが音楽コンクール一般最上級部門第 2 位、褒賞として奈良フィルハーモニーとシューマンのピアノ協奏曲を共演。第 21 回大阪国際音楽コンクール Age-g 第 2 位入賞(1 位なし)。第 52 回フランス音楽コンクール審査員特別賞。草津夏期国際音楽アカデミーにて、岡田博美氏のマスタークラスを修了、選抜コンサートにて演奏。2021年7月、京都バッハゾリステンと、モーツァルトのピアノ協奏曲第 9番を共演。2023年4月、初のリサイタルを開催。松井千代美、阪田誠康、船岡陽子、伊藤順一、泊真美子、伊藤隆之、藤井一興各氏に師事。一般社団法人国際芸術文化アカデミー芸術会員。

 

1、今回のコンクールでの自分の演奏をふりかえって および 今回のコンクールに参加しての印象

 

コンクールに参加するのは4度目になります。初めて参加していた時に比べると、作曲家ごとの音づくりや、ステージで自身の音を聴きながら演奏することができるようになってきたのではないかと思います。当日の演奏では、一部集中しきれなかった曲もありますが、特に自由曲のメシアンでは、よく集中して演奏できたのではないかと感じています。また、今回は初めて演奏させていただくホールでしたが、響きがとても好きなホールで、実際の見た目よりずっと大きく感じられるようなホールでした。

 

2、フランス音楽との出会い(きっかけなど)

 

もっとも印象に残っているのは、中学生くらいに見たNHKのテレビ番組です。フランス音楽に焦点を当てたマスタークラスの様子を放映したものでしたが、その中で最後に取り上げられたのがメシアンの幼子イエスにそそぐ20のまなざしのうちの一曲でした。当時は、ドビュッシーやラヴェルなどはとても好きでよく聴いていたのですが、メシアンの曲が持っている、ほかのフランス音楽とは異なる独特の雰囲気にすごく引き込まれたことをよく覚えています。

 

3、演奏家としての今後の抱負

 

本職として別の仕事に従事しながら、という形ですが、自分なりに音楽の勉強を続けていきたいと思っています。その成果をリサイタル等を通して、いろいろな方に聴いていただくような機会があれば、とてもうれしく思います。

 

2024年3月30日(土) 

谷川俊介 ピアノリサイタル

16時開演

台東区ミレニアムホール(東京都台東区)にて

 

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  • 【2024年度第54回フランス音楽コンクール】日程・会場
    (課題曲はカンセイ・ド・アシヤ文化財団ホームページ https://kansei-de-ashiya.org/ 「12/01/2023 新着情報」に掲示)

《ピアノ部門》
・日程  2024年11月1日(金)予選 / 11月2日(土)本選

・会場  泉佐野市立文化会館「エブノ泉の森ホール」(小ホール)

 《声楽部門》
・日程  2024年11月16日(土)予選 / 11月17日(日)本選

・会場  音楽サロン「ラ・カンパネラ」


詳細な募集要項は2024年1月下旬にカンセイ・ド・アシヤ文化財団ホームページに掲示予定。参加受付開始は2024年6月1日。

◆【2023年度第53回フランス音楽コンクール 本選演奏動画】

https://www.youtube.com/playlist?list=PLhJiTnNI7-mYEhxUdyM6R6K9HaYYoKr_j


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