1970
ピアニスト山田忍が大阪で行ったリサイタルにおいて、プーランクのピアノ小組曲「村人たち」演奏時に、聴衆が曲の終わりを知らず、混乱する場面が起きた。この出来事を契機に、駐日フランス人外交官、関西財界人、仏文学研究者らが「フランス音楽の理解深化と普及促進」を目的として「日仏音楽協会=関西」を設立。以後、「フランス音楽コンクール」の主催・運営を担う。

1971
第1回フランス音楽コンクール開催(声楽・ピアノ部門)。フランス音楽に造詣の深い日仏の音楽家、評論家、放送関係者らが審査に参加。神戸フランス総領事、関西日仏学館関係者がオブザーバーとして立ち会う。

1972
日本では他に例のない「フランス音楽に特化した音楽コンクール」として、以後、半世紀にわたって毎年11月に関西(大阪・京都)で開催。部門は声楽・ピアノ。フランス大使館・総領事館、仏日企業・団体の協賛を受け、通算300名以上の入賞者を輩出、現在も国内外で活躍する演奏家・音楽関係者多数。

1990
11月コンクール、翌年2月授賞式/受賞者発表演奏会を開催する形式が定着。授賞式会場は大阪国際交流センターや、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールなど。

2016
設立時からの中心メンバー山田忍死去。山田忍長女・良が「日仏音楽協会=関西」代表を引き継ぎ、コンクールの運営と開催を続ける。

2018
山田忍の遺志を継ぎ、「フランス音楽コンクール」を含む芸術文化活動の振興を目的に、一般財団法人カンセイ・ド・アシヤ文化財団を設立(代表理事・山田良)。芦屋を拠点に、「かんせい」=感性、完成、寛静、歓生…などの想いを込め、文化芸術を通じて人生を豊かに彩ることを目指している。

2022
一般財団法人カンセイ・ド・アシヤ文化財団が、名実ともにコンクールの主催・運営を継承。運営の効率化を図りつつ、質の維持・向上とフランス音楽普及の理念のもと、優れた演奏家の発掘と研鑽の場として継続。

2026
「フランス音楽コンクール設立55周年記念 ガラ・コンサート」開催(5/16東京・6/7大阪)

1970年に始まった「フランス音楽コンクール」は、2025年に創設55周年を迎えました。
この節目の年を記念し、そしてこれからもフランス音楽の魅力を広く伝えていくために、
ガラ・コンサート開催に向けたクラウドファンディングを準備しています。
フランス音楽に親しんでこられた方も、これから触れてみたい方も、
楽しんでいただけるような素敵なリワードをたくさんご用意する予定です。
クラウドファンディングの詳細は近日中に公開予定です。
どうぞご期待ください。